源内ゆかりの地を歩き、歴史にふれる
11月22日、香川大学とJR四国の連携企画「さぬきの文化探訪」ツアーを開催しました。本ツアーは、地域の賑わい創出、魅力発見、文化振興を、大学ならではの“教育?人材育成?の視点から推し進めることを目的に実施しています。第4弾となる今回は、江戸時代の奇才?平賀源内の生誕地であるさぬき市志度を訪れました。

▲ 高松駅にて ▲
金田先生が?エレキテルから専門の南海トラフ地震発生確率まで?幅広く解説
志度駅で列車を降り、歴史を感じる街並みを歩きながら、まず初めに訪れたのは平賀源内旧邸。案内してくださったのは、なんと源内のご子孫である7代目当主?平賀一善さん。源内が過ごした生家や薬草園で、往時の息吹を体感しました。学生スタッフも、旧邸の周辺にある源内の銅像やゆかりの灯籠を前に、事前に学んだ知識を活かして熱心に解説しました。
▲平賀源内旧邸とその周辺▲
昼食は記念館公認の「源内御膳」
続けて訪れた平賀源内記念館では、現存するエレキテル等の貴重な資料を見ながら、砂山名誉館長による解説を聴き、源内の多彩な業績に驚きの連続でした。
▲平賀源内記念館▲
最後に訪れた創建1400年の志度寺では、今回特別に御開帳された 本尊「十一面観音立像(国指定重要文化財)」を前に、十河副住職から由緒などのお話を伺ったほか、境内を見て回り、参加者たちは歴史の重みを肌で感じていました。参加者からは「現地を巡り、とても学びが多く、面白かった」と好評でした。
▲志度寺▲
志度寺 国指定重要文化財の「仁王門」前で
帰路の列車内では、さぬき市志度の老舗?風月堂の銘菓「源内づくし」について学生による紹介があり、その後、参加者の皆さまへお土産としてお渡ししました。さらに、旅の締めくくりにはサプライズとして本日の記念写真をプレゼント。思いがけない贈り物に、お客様からは驚きと喜びの声が上がりました。